やる気の正体

やる気の正体

さて、この「やる気」というもの。いざ伝えようと思っても当たり前すぎて、かえってどうやって伝えればよいのかイメージしにくい厄介な存在です。

 

時々、面接で肩にチカラが入りすぎて、目が妙にギラギラしてしまう人もいます。ちょっと不自然ですが、なんとなくやる気は感じますね。ただそれは、与えられたことには必死で頑張るというくらいにしか見えないのです。それはそれで大事なことですが、実は企業が求める「やる気」は時代とともに変わりつつあります。「やる気」の質が変わってきているということです。

 

高度経済成長期の企業はトップがやることを決め、決めたことをみんなでひたすら忠実に実行すればよかったのですが、今求められる「やる気がある人」というのは違います。

 

指示通りのことをただひたすら頑張るという「指示待ち型」ではなく、自分で考えて主体的に動ける人のことを指すのです。“何のため”という目的を考えながら、それを達成し、さらにそれを超える成果を挙げるために行動している人材といえます。

 

つまり、面接でチェックされる「やる気」は、「主体性」と置き換えると分かりやすいかもしれません。

 

さて、この「やる気」すなわち「主体性」ですが、いざ示そうと思ってもなかなかできません。そのまま言語で伝えても意味がないからです。しかし、面接という短い時間で企業は「主体性」を判断しなくてはなりません。しかし、採用側と応募側の「主体性の伝え方」と「主体性の感じ方」には実は大きな温度差があるのです。