ウソはいらない!

ウソはいらない!

「面接はウソをつくもの」という誤解は、様々な方がまずとらわれてしまう代表的なものです。「尋問に応じる」という受けみな姿勢だから、「相手に気に入られなければならない」という発想になり、自分を見失ってしまうのです。

 

そうして登場するのが、「想定問答」です。

 

面接対策といえば想定問答というくらい、想定される質問に対する答えを作成して対策を練ることは一般的です。これまで売られている“転職本”にも間違いなく想定問答が書かれているはずです。

 

しかし、私が考えることとしては、「想定問答は危険です!」ということなのです。即刻辞めるべきです。なぜなら、想定問答が、ウソの生みの親だからです。質問に対して、どう答えればウケルのか。相手の顔色ばかりうかがっていると、やがては必ず自分にウソをつくことになります。ウソというのは、一度ついてしまうと、あとはウソをウソで固めないと論理的に収拾がつかなくなってしまうものです。

 

そうすると、あらゆる状況を想定したウソを準備しなければならず、自分もウソを話すことにすごくストレスを感じていきます。しかもどんなに準備しても、予想外のことを聞かれることもあり、その場で一生懸命またウソを考えなければならなくなってしまうのです。

 

様々な転職本で推奨されている「キャリアアップ転職」ストーリーには、大きな落とし穴があります。「不満を言うと後ろ向きな人間だと思われるので、不満は隠してしまい、前向きな理由で答えましょう。」こんなアドバイスを受けて、そのまま書いてしまうのほど、危険なこともないのです。