大切なのは一貫性!

大切なのは一貫性!

作られたキャリアアップストーリーが破綻するのに、時間はかからないものです。ここでつまづいてしまうと、挽回はほとんど不可能でしょう。見え見えのウソをつく、というのは人間の根本的資質を問われることになるからです。

 

ここで助け舟を出してくれるやさしい面接官もいます。
でも、想定問答しか用意していない人は、船から自分で飛び降りてしまいます。

 

「今の会社でマネージャーになるのと、当社でなるのには何が違うのですか? ほかにも何か、転職しなければならない事情があるのではありませんか?」緊張する面接の場でこのような“想定外”を味わうと、頭が真っ白になり、ウソから一転、ホンネ丸出しになってしまいます。

 

「実は今の会社は4月に経営陣が変わったことで、事業方針も大幅に変わり、業績が低迷し始めており不安です。そして商品に対してもお客様からクレームが増えており、メンバーのモラルが下がってしまっています。それに対し、上層部は親会社からの出向社員で当事者意識もなくのんびりしていて、どうにもこのまま働くことに不安を感じてしまっています。」

 

こういったエピソードから分かることとしては、「ウソ」は自分の首を絞めるが、かといって「ありのままの自分」をさらけ出すことが良いわけではない、ということなのです。先ほどの転職はビジネスだという話にもつながります。ビジネスではウソはタブーですが、すべて本当のことを伝える場か正直な人が有能とも認めることはできません。